地球環境保全ガイドブック - 生産プロセスにおけるグリーンテクノロジー

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地球環境保全ガイドブック - 生産プロセスにおけるグリーンテクノロジー

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  • サイズ B5判/ページ数 463,/高さ 27cm
  • 商品コード 9784900830455
  • NDC分類 519.8
  • Cコード C3050

出版社内容情報

21世紀の環境保全技術を、トータルに捉え直した「環境工学」成書の決定版。
 

 
原著者プロフィール

 
Ulrich Forstner
ハンブルグ-ハルブルグ工科大学環境科学工学部教授
地球環境科学を専門として、アセスメント、生態毒性学、化学工学、鉱物学等幅広い分野で活
躍。ドイツ化学学会水化学グループ副委員長をはじめ国内外12の科学団体委員を努めている。

 

監訳者プロフィール

 
樋口 壯太郎
(監訳代表)
日本技術開発(株)環境施設部部長 工学博士(九州大学)、技術士(衛生工学)、環境カウンセラー(事業者部門)
唐土 明浩
日本技術開発(株)東京支社環境施設部課長 公害防止管理者水質第1種、浄化槽設備士
高橋 富男
日本技術開発(株)東京支社環境施設部次長 技術士(衛生工学)、環境カウンセラー(事業者部門)
森 孝信
日本技術開発(株)東京支社環境施設部係長 農学博士(東京農工大学)、技術士(衛生工学)


 
監訳にあたって

 21世紀を間近に控え、地球環境の保全を求める気運がますます高まっている。我々
人類は科学技術の急速な進歩により石油、石炭をはじめとする天然資源を大量に投
入して様々な製品を生産し、その製品を大量消費することにより、大量の廃棄物が発
生し様々な公害を生ずるに至った。さらに人口の増加による食料確保のため大規模な
森林伐採による農地の確保や生活廃棄物の増加により地球環境への負荷を高めてい
る。この結果、天然資源の枯渇や温室効果ガスによる地球温暖化あるいはダイオキシ
ン類を始めとする環境ホルモン問題などが顕在化し、地球環境の保全は人類にとって
緊急かつ最大の課題となっている。

 我が国においても1991年、再生資源の利用促進に関する法律、環境基本法、廃棄物
の処理及び清掃に関する法律の改正、或いは容器包装リサイクル法等々、リサイクル
社会の構築により地球環境の保全を図ろうとする試みがなされている。このような状況
の中でドイツのULRICH FORSTNER氏が執筆した“Integrated Pollution Control“は天
然資源保護のために産業界が取り組まなければならない様々な汚染対策技術につい
て分かり易くまとめられている。

 本書は10章で構成され、第1章では技術の基本として現在の環境問題、環境保護、
技術的基本などについてまとめてあり、技術や生態系とは何かについて論理的に説明
している。第2章以下はエネルギー、大気、水、土壌、廃棄物等の制御技術について記
述してある。原著のタイトルを直訳すれば「総合汚染制御」であるが第1章で著者は汚
染制御技術を「材料利用システムは自然資源保護に結びつけたものであり、水、大
気、土壌、原料といった形ある構成要素だけでなく全体的な生存環境といった価値を含
むものである。」と定義づけていることより日本語版においては「地球環境保全ガイドブ
ック-生産プロセスにおけるグリーンテクノロジー」とした。

 本書は、環境保全技術について分かり易く、かつ体系的にまとめられており生産活動
や環境保全に関わる、技術者、研究者、学生の方々に活用して頂ければ幸いである。
1999.11月 樋口壯太郎

 
目 次

 

第1章 基本
 第1節 現在の環境問題についての検討
 第2節 技術への期待と環境保護
 第3節 生態学的基本
 第4節 技術的基本
 第5節 学際的な手法としての汚染制御技術

第2章 民間分野における汚染制御技術
 第1節 環境保護の経済的側面
 第2節 技術への期待と環境保護
 第3節 企業の環境保護における技術第3章汚染物質

第3章 汚染物質
 第1節 化学と環境----論議
 第2節 汚染物質の影響
 第3節 重金属
 第4節 有機汚染物質
 第5節 放射能

第4章 エネルギーと気候
 第1節 二酸化炭素およびメタンの排出
 第2節 エネルギー保全の可能性および気候関連の排出
 第3節 再生可能なエネルギー
 第4節 エネルギー部門における将来的な技術

第5章 大気汚染制御
 第1節 大気汚染の原因および影響
 第2節 産業施設における大気汚染制御
 第3節 発電所における排出削減
 第4節 自動車からの排出削減

第6章 水質汚濁----廃水
 第1節 水質汚濁の分類
 第2節 廃水およびその成分
 第3節 廃水の生物学的処理
 第4節 化学的--物理的廃水処理
 第5節 汚泥処理

第7章 飲料水
 第1節 飲料水給水
 第2節 原水および飲料水の水質
 第3節 飲料水処理法
 第4節 給水の将来的な利便性

第8章 土壌
 第1節 土壌から取り込まれる物質の種類と程度
 第2節 土壌汚染の挙動および影響
 第3節 投棄汚染土地によって引き起こされる問題
 第4節 投棄汚染土地の安全化
 第5節 投棄汚染土地の改善
 第6節 見通し

第9章 廃棄物
 第1節 廃棄物処理の基本
 第2節 廃棄物処理
 第3節 廃棄物焼却 
 第4節 埋立
 第5節 まとめおよび展望

第10章 リサイクル
 第1節 リサイクルの理論および実践
 第2節 有機廃棄物画分のリサイクル
 第3節 鉱物摩滅物質のリサイクル
 第4節 プラスチックのリサイクル
 第5節 リサイクルの限界および展望

付録A 有害物・CAS(化学略称)ナンバーと有害廃棄物ナンバー
付録B 大気浄化要綱:有害大気汚染物のMACT標準に対する米国EPAの対応
付録C 米国EPAの飲料水と健康留意事項
付録D ウイスコンシンにおける埋立地とサブタイトルD埋立地に対するモニタリン
グ要求

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