内容説明
ハイパーサーミアを正しく理解する教科書で、かつハイパーサーミア診療の手引き書。今回の改訂においては、抗癌剤とハイパーサーミアの併用治療、電磁波の生体への影響、温熱療法のQuality Assuranceという3項目を新たに加え、各臓器癌の項目数を大幅に増やして、日本ハイパーサーミア学会の新しいガイドラインであるハイパーサーミアガイドライン1998、ハイパーサーミア従事者の電磁界防護ガイドブック第二版を巻末に収載した。
目次
1 生物学的基礎
2 物理工学的基礎
3 温熱療法のQA
4 臨床における温度計測法
5 実施上の注意事項と治療内容の記録保存
6 効果判定基準
7 副作用と対策
8 温熱療法の看護
9 電磁場の生体への影響
10 電磁波防護のための注意点と治療室の整備
11 温熱療法の実際