目次
心に太陽
おあしのうた
月光仮面は誰でしょう
月光仮面の歌
黄色い手袋の唄
誰よりも君を愛す
愛は不死鳥
逢わずに愛して
熱祷
おんな道〔ほか〕
著者等紹介
川内康範[カワウチコウハン]
作詞家・作家・脚本家・政治評論家。1920年北海道生まれ。高等小学校卒業後、数々の職に就く。41年新感覚派・中河与一が主宰する『文芸世紀』に戯曲「蟹と詩人」を、『北海道文学』に「おゆき」を発表して作家デビュー。芥川賞作家・富沢有為男らと交遊、純文学の道に進む。『愛怨の記』で福島県文学賞。海外抑留者家族の実態を描いた『生きる葦』を発表。テレビ、ラジオ、映画の世界で多くの脚本を書く。「愛とは情死である」との観点から『月刊明星』『週刊現代』などの雑誌に恋愛小説を発表。58年、日本初のテレビドラマ「月光仮面」を書き、大ヒット。恋愛小説から生まれた歌謡曲「誰よりも君を愛す」で60年日本レコード大賞を受賞。以後、「花と蝶」「おふくろさん」「命あたえて」など数々の受賞曲で作詞家としての名声を得る。また、テレビアニメ「まんが日本むかし話」シリーズの総監修者としても知られる。海外同胞引き揚げ、遺骨収集など社会運動を通じて政治の世界にも知己を得て佐藤栄作政権以来、多くの歴代首相の顧問を務め、現在も辛辣な政治評論を続けている
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