目次
第1部 古代ギリシア(自然学のはじまり―ミレトス派とヘラクレイトスの自然観;自然から人間へ―ソクラテスと自然研究 ほか)
第2部 ルネサンスから近代へ(イタリア・ルネサンスにおける自然探究;人間という一つの自然―デカルトが重視する自己統制の道徳的意義 ほか)
第3部 近代―十八、十九世紀(自然秩序の立法者としての人間―カントの自然概念と因果決定論的自然観;自然の秩序はなにを意味するのか―自然神学の限界とカントの道徳神学 ほか)
第4部 現代(「自然の現象学」の展開―差異における共生;現代の環境思想―人間中心主義からの脱却)
第5部 日本(日本古来の自然観と人間―フローラ(植物相)としての人間
和辻哲郎の『風土』―人間と自然とのかかわりあい)
著者等紹介
大東俊一[ダイトウシュンイチ]
人間総合科学大学人間科学部・大学院教授
奥田和夫[オクダカズオ]
法政大学文学部・大学院教授
菅沢龍文[スガサワタツブミ]
法政大学文学部・大学院教授
大貫義久[オオヌキヨシヒサ]
東京大学、法政大学、明治学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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