内容説明
「こころの敗戦」から立ち上がるために。美しき共有言語の再生こそが日本を救う!「日本語」に篭められてきたメッセージとは何なのか。
目次
1 「日本語」を生きる(「生きる」とはどういうことか;私たちにとっての「近代」;日本人の「働くこころ」 ほか)
2 日本仏教と「言霊」日本語(「最高裁大法廷」は日本人のこころを見失ったのか;宗教はこころ弱き者の杖である;日本仏教に顕れた「言語感性」 ほか)
3 私たちの「明日への意志」(人類は「二十一世紀」を無事に超えることができるか;「方法としての戦後」を超えて;「情理共同体」としての国家 ほか)
著者等紹介
中島尚志[ナカジマショウジ]
四天王寺国際仏教大学教授、弁護士。1933年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学大学院印度哲学科修了。各地裁等の判事補、判事を経て、95年12月依願退官。96年10月より四天王寺国際仏教大学文学部教授。主な著書に『あなたの心にも棲む悪魔』『日本人は平和憲法に耐えられるか』『法華経―仏教における法の光景』『空海―密教への道』、『サリン』(小社刊)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。