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内容説明
オウムは、なぜ滅びないのか。東大印度哲学科出身、元判事という異色の経歴をもつ著者がはじめて解き明かす、裁かれざる宗教の真実!「松本サリン事件」第一通報者、河野義行氏との対談も併載。
目次
1 「オウム」を生み出した時代(「援助交際」と『ヘーヴァジュラ・タントラ』;「出家サマナ」たちをオウムに惹きつけたもの ほか)
2 現代の病巣としての教育(十五歳の少年が誇りをもてる社会を求めて;少年は「聖なるもの」を求めている ほか)
3 「オウム」は今後も危険な存在か(「殺人」と実行犯たちの心情;破防法は、なぜオウム集団に適用されなかったか ほか)
4 人類は明日をどう生きるのか(「あの世を捨てる」とはどういうことか;「反」基本的人権 ほか)