内容説明
レンブラントの名画を訪ねる旅で始まる黙想録。イエスの語った例え話と画家の波乱に満ちた生涯、著者の魂の遍歴を重ねて描いた神の愛の真実。父と子の断絶、兄弟間の嫉妬、怨念、競争心、怒り。そして回心、赦し、回復、父の愛…。新約聖書の有名な「放蕩息子の例え話」をもとに、人間の心の闇と神への反抗、それでも人間を愛してやまない神の愛をダイナミックに描く。キリスト教霊性の著作で世界的に名高いヘンリ・ナウエンによる最高傑作。
著者等紹介
ナウエン,ヘンリ[ナウエン,ヘンリ] [Nouwen,Henri J.M.]
ヘンリ・J.M.ナウエン。1932‐1996。オランダ生まれ。カトリック司祭。ノートルダム大学、イェール大学、ハーバード大学で教えたのち、亡くなるまでの約10年間、カナダのデイブレイクにあるラルシュ・コミュニティの牧者として生活した
片岡伸光[カタオカノブミツ]
1948‐2002。神戸ルーテル神学校卒。関西地区キリスト者学生会主事をへて1986年よりキリスト者学生会(KGK)総主事。1999年よりシンガポール日本語キリスト者集会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。