目次
19世紀のイラストレーター(オラース・ヴェルネ;ルイ=マリ・ランテ;カヴァルニ)
20世紀のイラストレーター(ジョルジュ・ルパップ;シャルル・マルタン;アンドレ・エドゥアール・マルティ)
著者等紹介
鹿島茂[カシマシゲル]
1949年、神奈川県横浜市生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程修了。1991年『馬車が買いたい!』で91年度サントリー学芸賞、1996年『子供より古書が大事と思いたい』で第12回講談社エッセイ賞、1999年『愛書狂』で第2回ゲスナー賞、2000年『職業別パリ風俗』で第51回読売文学賞を受賞、他著作多数。共立女子大学教授を経て、2008年4月より明治大学国際日本学部教授。専門は19世紀フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
287
これまた素晴らしい鹿島茂コレクション。今回は19世紀から20世紀初頭のファッション・プレートのオンパレードである。ファッション・プレートは、ファッション誌を飾ったモードの原盤。銅版画に彩色を施したもの。パリのモード・ジャーナリズムはマリー・アントワネットに始まったそうで、最初のモード誌の創刊は1897年の『ジュルナル・デ・ダム・エ・デ・モード』だとか。それ以来のファッション・プレートが満載されているのだけれど、それらは単に歴史的価値だけではなく、今そのまま用いても通用するような先端性をもあわせ持っている。2023/11/05
コットン
69
19世紀前後~20世紀初頭のイラストレーションの萌芽から開化までを時代の流れを含めての鹿島さんの解説といろんなファッションをまとった大判で豊富なカラー画像が嬉しい。アルバムの作成に味方をしたのが日本の造幣局が輸出していた和紙(局紙)だと書かれていて、当時流行ったジャポニズムだけでなく、素材としても認知されていたんだと感じた。2019/01/27
ヒロミ
53
豪華な本でした。19世紀から20世紀のファッションモードを描いたファッションプレートと各作家のプロフィールを詳細に記載。鹿島先生独特の文章解説もけっこうな分量でついていてお得です。個人的にはマルティの可憐な貴婦人たちが愛おしいと思いました。ルパップはかなり目を惹く派手な絵柄でいいと思ったんですが、晩年は画力が低下していたんですね。私の大好きなバルビエがない!と思ったら別に本が出ている模様。そちらも読みたいです。アールヌーボーからアールデコまでの変換を楽しめる良書だと思います。2017/12/14
miaou_u
12
モードを権力の武器にしたというマリー・アントワネットの宮廷で花開いたモードの流行から、ディアギレフのバレエ・リュスがパリにもたらした20世紀モダニズムが席巻するまでの、商業美術としてのモード。バルザックやジョルジュ・サンドが文明批評を寄稿した『ラ・モード』の「モードとセンスの良さは違う」と掲げたマニフェストは、現代にもどんな時代にも大きく通ずる。街路に色のないコロナ禍。時代の激動 の後にはこれまでのファッションの価値観も一変するだろう。どんな「集団の夢」が誕生するのか楽しみにしたい。2021/06/06
nranjen
3
素晴らしい充実したコレクションによる図録。2022/12/04
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