内容説明
よくも悪くも世間を騒がせる奇妙な種族「政治家」。英国気鋭のジャーナリスト、ジェレミー・パックスマンによる政治家解剖。
目次
政治家という名の奇妙な「種族」との遭遇
生い立ちがすべてを語る？
ウォーミングアップ
目指すは、ウェストミンスター村！
新米議員の「学級」生活
私を見てーっ！
いつも多忙な本当の理由
野望の階段を登りつめて
名声の代償
政治家のアキレス腱
歴史に名を刻んで
議会の再生に向けて
著者等紹介
パックスマン，ジェレミー［パックスマン，ジェレミー］［Ｐａｘｍａｎ，Ｊｅｒｅｍｙ］
英国ＢＢＣジャーナリスト。ケンブリッジ大学卒業後ジャーナリストとしてデビュー。１９７０年代半ば、北アイルランド紛争の報道によってその評価を高めた。１９８０年代にはテレビのアンカーマンとして人気を集め、ＢＢＣの「Ｎｅｗｓｎｉｇｈｔ」の司会で英国を代表するジャーナリストとしての地位を盤石のものとした
小舘尚文［コダテナオノリ］
東京大学教養学部教養学科第三（国際関係論）分科卒業、同大学院法学政治学研究科修士課程修了、同博士課程（ヨーロッパ政治史）単位取得退学。同大学院ＣＯＥ特任研究員を経て、現在、ロンドン大学政治経済学院（ＬＳＥ）博士課程在籍。Ｐｈ．Ｄ候補生（政治学）として、日・英・および北欧の医療政策を比較研究中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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サトシ
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地方選から当選し、ヒラ議員から党の信頼とコネを得て大臣、そして首相に登りつめる幸運過ぎる一部の政治家たち。しかしその裏側を見てると、その幸運な人々でさえこの世で最も苦しみを味わなければならない者であると分かってくる。彼、彼女らはなぜ政治に足を踏み入れ、人生の大半を党や自身の信条のみに尽くし、どのように苦悩を受け入れていくのか少しだけその真相が分かってくる。そしてこの本を読んでいくと国や世界を動かす政治家といっても人間くささが、見えてくる。2014/02/22
