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内容説明
西暦1000年頃、超新星がオリオン座の近くに現れた。歌人藤原定家はこれを名月記に記している。自然には核融合、核分裂、加速器、レーザーなど原子力が求める多くの先端科学の情報がある。まさに情報の宝庫である。自然に学び自然を真似る原子力は、科学技術を支え、地球の生態系と共存してリサイクル文明構築に貢献できるだろうか。
目次
1 宇宙創造とエネルギー、放射線―自然に学び、自然を真似る
2 核エネルギーの解放と反応の維持―宇宙のエネルギーは原子力
3 核エネルギーの変換と物質の変換―核変換は現代の錬金術か
4 軽水炉システム―実用から熟成へ
5 安全最優先の原子力―安全の考え方とその実績
6 原子力の目指す方向―総合科学技術に成長する原子力