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内容説明
一つの建造物が都市をつくった。東京という巨大都市を―。大隈重信が予言したように、東京駅を中心に鉄路は放射状に延び、近代都市・東京を形成した。だが実は、東京駅は最初につくられた駅ではなかった。埋もれ、忘れられた過去を発掘し、東京駅の始原の姿を復元する百年の物語。
目次
第1章 東京と鉄道以前
第2章 鉄道がやってくる
第3章 汽笛一声
第4章 帝都の表玄関とパス・スルー
第5章 中央停車場建設
第6章 走り出す東京駅
第7章 疾走する大東京
第8章 大転換と大変容
著者等紹介
林章[ハヤシアキラ]
1945年広島市生まれ。早稲田大学商学部卒業。大手建設会社において、PR誌編集長、歴史館館長、建築文化ギャラリーのディレクターなどを歴任。退職後、現在、都市文化・建設文化をテーマに、講演や執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬき
2
概論2013/03/01
Yasuko Watanabe
1
★22017/11/27
いちはじめ
1
タイトルからすると、もっと東京駅に焦点を絞った内容かと思ったが、日本の鉄道史的なところから説いたりしている分、やや中途半端な印象2013/02/26
惰性人
1
日本でもっとも長い建造物、東京駅は世界に誇る明治の殖産興業のシンボルとして建設されました。そこには、将来の交通システムを見越したアーチ式高架橋や関東大震災や空襲にも耐えた当時最高の耐震技術など、西洋、そして日本古来の技術の粋が詰め込まれています。この本を読み、そして実際に東京駅を訪れ、当時の為政者、技術者、職人の日本の発展にかける意気込みを感じました。2012/12/10