内容説明
キヨマサ君の仕事ぶりを通して、弁護士への相談から、裁判、示談、和解まで、これ1冊でスッキリわかる「法律相談入門篇」。
目次
第1章 弁護士に相談する
第2章 弁護士の費用はどれくらい?
第3章 トラブルにならないために
第4章 訴訟いろいろ
第5章 裁判手続いろいろ
第6章 事例3題
著者等紹介
久保内統[クボウチスブル]
弁護士(中島彦坂法律事務所)。昭和47年東京生まれ。平成8年慶応義塾大学法学部卒。平成12年弁護士登録(東京弁護士会所属)。平成15年(第20回)日弁連司法シンポジウム運営委員会幹事(裁判員ドラマ製作部会、基調報告作成PTほか)。業務は不動産関連、企業法務・労務などを中心に民事全般
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感想・レビュー
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白義
11
弁護士というとなんだか堅苦しくお偉いイメージがあるが、その中身はやっぱり働く人間、その職業固有の苦労や悩みがあるし、依頼人との間のコミュニケーションや信頼関係を築くのも簡単ではない。本書では架空の典型的なケースを例にそうした苦労や弁護士費用、契約書の大切さや法律家と一般市民の思考のズレ、具体的な仕事の進め方という普段見られない弁護士業の裏側を垣間見ることが出来る貴重な本。ちょっと古い時期の本だがきちんとした弁護士の実務についてこれまででは一番イメージを掴むことが出来た。あるあるが生々しいが露骨すぎずでいい2016/10/14