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ウェッジ選書
「食」は病んでいるか―揺らぐ生存の条件

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900594630
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0036

内容説明

人間の食には意味がある。だからときに狂おしい。

目次

第1部 “食”のほころび(食べることを拒む;口のまぐわい;いただけないこと、のめないこと ほか)
第2部 DISCUSSION “食”はどこへ向かうのか(人間の“食”とは何か;いま“食”に起こっていること;“食”のあるべき姿を求めて)
第3部 “食”の社会化とその現在(「たべる」と「くう」の精神病理;食卓の進化論;カニバリズムの真理)

著者等紹介

鷲田清一[ワシダキヨカズ]
大阪大学大学院文学研究科教授。1977年京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。関西大学文学部哲学科教授などを経て、現職。現象学の視点から、身体、他者、所有、顔、モード、国家などの問題を論じるとともに、近年は、看護・介護や教育などの現場に哲学を通してかかわる“臨床哲学”に取り組んでいる。『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫)でサントリー学芸賞、『「聴く」ことの力』(TBSブリタニカ)で桑原武夫学芸賞を受賞
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感想・レビュー

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山極先生の「食べる社会性」からの文章が印象的だったので抜粋する ー”食物を見つけたその場で摂取せず、しかも自分が摂取できる以上のものを仲間のもとに持ち帰り、そこで一緒に食べるというのが食という点からして人間をサルから分かつ特徴なのだ…FF店で若者達ができあいの食物を買い、めいめいが自分の席でばらばらに食べる様を目にすると、何か人間の進化を逆行しているように見えてしまう”2018/04/06

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