感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baron_yamaneko
2
48歳という高齢で予備役召集されて沖縄戦で戦死した主計少尉の戦地からの手紙と、妻の日記を出版したもの。大健丸で1944/8/20那覇、第49兵站地区隊本部(球5896)、勤務先の三菱重工が召集解除要請したものの実らず。最後の手紙となる1945/3/15まで段々切迫してゆく内容。兵站部隊にも関わらず便箋不足、内地から襟章を買って送ってもらう等、初めて見る話。検閲担当者だったので自由に書けたらしい。手紙の遅延や航空機への委託等の連絡状況も伺える。2020/04/20
さくりや
1
当時の雰囲気が分かって良い。電子機器の普及で手紙を書くことが減ったのが残念。2016/05/14
-
- 和書
- TPPで拓く日本経済