目次
第1章 身近な食塩の用途とX線回折法測定(食塩と人間生活の関わり;なぜ人間は健康を害するほど塩のとりこになったのか ほか)
第2章 色々な形の貝殻の測定(貝殻の形の多様性;産業廃棄物としての貝殻の資源化 ほか)
第3章 各種酸化チタン皮膜の測定(酸化チタン皮膜に生成された物質の同定解析例)
第4章 X線回折法の基本知識(X線回折法の簡単な原理;X線回折法でわかること)
第5章 集中光学経と平行ビーム光学系の違いと物質の定性(集中光学法系とは;平行ビーム光学系とは ほか)
著者等紹介
平川和子[ヒラカワカズコ]
1960年、神奈川県横須賀市に生まれる。1978年神奈川県立横須賀工業高等学校・化学工学科卒業、同年日産自動車(株)中央研究所(現、総合研究所)に入社。この間、材料分析に欠かせない有機分析(構造解析や原料や製品からの溶出成分や発生ガス分析など、材料に起因する有機物の分析)を行ってきた。また無機分析(各種製品や材料などに含まれる無機元素について、組成分析や極微量分析)までを幅広く対応してきた。試料や元素の性質、予測濃度や定量分析によって最適な前処理や測定手法を用いて分析してきた。機器分析はIR(赤外分光法)、TG/DTA(熱重量・示差熱同時分析)およびラマン分光(ラマン効果を利用した方法)や、XPS(X線光電子)、XRD(X線回折)分析などに従事してきた。1990年(株)日産アーク出向、1913年(株)日産アーク転籍、2020年定年退職後、現在はシニアパートナーとして従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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