解説・カーボンファミリー―それぞれの多様性とその評価

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784900508828
  • NDC分類 501.48
  • Cコード C3058

内容説明

本書では炭素材料、特に黒鉛と同じ炭素原子の六角網面を基本構造とした炭素材料およびそれらを評価するための基本的な評価技術のいくつかについて解説する。

目次

第1章 炭素材料―カーボンファミリーそれぞれの多様性、将来性
第2章 ハードカーボン・ソフトカーボン―黒鉛になり易いものとなり難いもの
第3章 炭素材料のX線回折―その適用にはどのような注意が必要か
第4章 グラファイト(黒鉛)とグラフェン―どう違い、どのように使い分けるか
第5章 繊維状炭素材料―カーボンナノチューブから炭素繊維まで
第6章 炭素材料の磁気抵抗効果―黒鉛構造の発達とその選択的配向を評価する
第7章 炭素材料とホウ素・窒素―導入によって機能がどのように変わるか
第8章 炭素材料の細孔構造評価―ミクロ孔からマクロ孔までをどう評価するか

著者等紹介

稲垣道夫[イナガキミチオ]
1963年名古屋大学大学院工学研究科(応用化学専攻)博士課程修了(工学博士)。同年名古屋大学工学部助手。1968年名古屋大学工学部助教授。1978年豊橋技術科学大学工学部教授。1990年北海道大学工学部教授。1999年愛知工業大学工学部教授、現在に至る。日本炭素材料学会会長(1996~1999)、International Journal CARBON Associate Editor(1994~2001)、日本学術振興会第117(炭素材料)委員会委員/幹事、ニューカーボンフォーラム特別委員(1988~)など
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