目次
第1篇 ニーチェの研究目標と方法(心情研究者としてのニーチェ;他我認識と自己探求;根本テーマ:自己欺瞞)
第2篇 応用と成果(移行;「もっとも身近なもの」というニーチェのモティーフについて;成功の説得力について;傑出欲について;「隣人愛」について;自己克服について;生命の嫉妬;キリスト教の心理学について;意識と生命)
第3篇 結論的批判(ニーチェのソクラテス主義;克服のモティーフ;ニーチェの自己否定)
著者等紹介
クラーゲス,ルートヴィッヒ[クラーゲス,ルートヴィッヒ] [Klages,Ludwig]
1872年北ドイツのハノーファーに生まれる。ライプツィッヒ大学を経てミュンヘン大学に進み化学で学位を取得。青年期を通じて世紀転換期のミュンヘン・シュワービングで過ごし、シューラー、ヴォルフスケールらとともに宇宙論サークルの一員としてゲオルゲ、レーベントロウらとも濃密な交友関係を結んだ。学生時代からブッセらと筆跡学会を設立、筆跡学者として活動。ゲーテ、カールス、ニーチェ、バッハオーフェンらを先達としながら研究を続け、次第に性格学者、表現学者、さらに生命の哲学者として独自の立場を確立した
柴田収一[シバタシュウイチ]
1923年生まれ。2011年没。東京大学医学部卒。東京女子医科大学名誉教授。精神医学専攻、医学博士
平澤伸一[ヒラサワシンイチ]
1947年生まれ。一橋大学経済学部卒。千葉大学医学部卒。東京女子医科大学精神医学教室助教授、東京厚生年金病院神経科部長を経て、現在、半蔵門心療クリニック院長。精神医学専攻、医学博士
吉増克實[ヨシマスカツミ]
1947年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒。東京女子医科大学精神医学教室助教授、東京女子医大東医療センター心の医療科診療部長を経て、現在、もりのひと心の医療科クリニック院長。精神医学専攻、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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