精神と生命

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  • サイズ B6判/ページ数 130p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784900470262
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3010

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zirou1984

2
クラーゲスは人間の在り方を心身二元論ではなく「精神と生命」として捉える独自の二元論を唱え、その上で生命の過程とは体験の過程に他ならず現実においてこの生命というのを何より重要視している。「意識された体験」とはあくまで精神に属するものであり、体験そのものこそが生命なのだという独自の生命哲学は一読しただけでは把握が困難であるが、日本では坂口安吾の主治医であった千谷七郎や『胎児の世界』で有名な三木成夫に影響を与え、翻訳者も現役の心療クリニックの院長であるという事実がその立ち位置を象徴しているかもしれない。2012/12/03

せみ

0
自身によるクラーゲス哲学の案内書のような本。展開されるのは非時間的な精神に反対するクラーゲスの生成(生起)の哲学です。この中では古代ギリシアの知性-霊魂-身体の三区分から説き起こし、精神-生命の対立が提示されます。精神は「把握」、生命は「体験」によって特徴付けられ、把握は体験を貫いていた時間性を剥奪することによって達成されます。把握は体験を充分にとらえることはできず、零れ落ちるものがある。体験と体験の意識は別物なのだ、そしてこの精神の支配欲が歴史の悲惨を起こしてきた、という面白いところになって終わります。2011/08/26

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