内容説明
新しいポエジーの可能性を極限まで追求した古今無比の全九百余首を収録した圧倒的第一歌集。
目次
第1部(冷たき楕円;溺死する月;さんざめく乳房;二人の道 ほか)
第2部(十三人目の使徒;水がくれたもの;風のモノガタリ;砂の処女性 ほか)
第3部(メランコリック・エンブリオ―憂鬱なる胎児;氾濫;家族的破調の終末;夢見る液体 ほか)
第4部(「パサジェルカ」―犬;ルシアン・フロイドの視線;地の傷;制度の馬 ほか)第5部(主夫の時代;用のないしっぽ;青銅の仔馬;俺ん家の空 ほか)
第6部(神々の手淫)