内容説明
怨念のクモの巣は張られた。何も知らず飛び込んで行くプレイボーイ。ロンドンからワシントン、更に南太平洋へと、男の転地を調査網が追う。紙一重の愛と僧しみに翻弄される二組の男女、うち生き残るのは誰か?愛で結ばれた運命の夫婦を操るのは誰か?米大陸からパリ、アテネに舞台を移して、壮絶な物語が展開する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
唯ノ介
2
なかなか、色っぽいシーンが多かったです。 ノエルの女の武器は使っていくという生き方には今の世界にもいるんだろうなと思う。キャサリンの最初の方の気持ちがわかっていたがだんだん幸せになっていくのを見て下巻でまた何か一騒動起こるのだと思うと気になる。ラリーはまだイマイチ掴めないけどおそらく女ったらしでもかっこいい笑2018/01/02
新天地
2
最初の方はそんなにでもなかったが、読み進めていくうちにかなりのめり込んでいった。特に第二次世界大戦のパリの描写が面白かった。ラリー・ダグラスは本当に屑だな。イスラエル・カーツは生き残ってほしい。2015/02/01
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
2
スリル満点。★★★★2008/12/31
Tetchy
2
S・シェルダンの作品の中では最も好きな作品。人生の苦さ、人の情念の強さ、そんな色んな物を教えてもらったような気がする。とにかく上巻はノエルの生き様がすさまじいですわ。2008/11/05
kenpapa
0
再読。二人の女性の物語が別々に進行しており今のところ面白くない。下巻へ。2019/04/02