内容説明
不死身の芸人・島田洋七が、涙なしには語れない少年時代を、底抜けの明るさで描く感動の書。
目次
1人、母と別れて佐賀の家へ
アラタとオレと運動場
拾い屋貧乏といじめっ子たち
おかあちゃんに会いたくて
古木作りのオレたちだけの城
バリカン・手伝い・ねしょんべん
運動会となきべそ1等賞
4年目の逆襲でガキ大将に
夏休みと特急と広島カープ
アラタは犬好き遠出好き
祭り見物と恐かったサーカス
佐賀の冬休みとばあさんのこと
中学へ入学、野球部員となる
1年生レギュラーと新品のスパイク
初恋は甘ずっぱいみかんの味
最初で最後のカンニング
かっぽう着と小柄なキャプテン
黒板とあいあい傘の落書き
オニアラシとマサオの決闘
家の屋根にアンテナが立った
野球部の仲間たちと県大会
マラソン大会と聖火ランナー
オレと2人のみち子さん
スリッパ事件と表札はずし
アルバイトと楽しかった修学旅行
卒業、そして広島へ帰る日がきた