北斎の隠し絵―晩年の肉筆画への執念を解く

荒井 勉【著】

木戸出版（1989/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 255p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784900406322
• NDC分類 721.8
• Cコード C0095

内容説明

「エンゼル」「鬼」は何を意味するか。８０歳からの肉筆画を徹底的に解明する、衝撃のノンフィクション。信州・小布施の資料、民俗学、文化人類学の学説を駆使。

目次

前章　江戸時代に同化しなかった人物
第１章　エンゼルを描いた背景
第２章　シーボルトから依頼された絵
第３章　名著『葛飾北斎伝』の問題点
第４章　友人・柳亭種彦の死因は
第５章　スポンサー・高井鴻山の役割
第６章　『獅子の図』を描いた背景
第７章　開国論者・佐久間象山との関係
第８章　厳松院に宿る二つの歴史
第９章　薩摩藩の英語教師となる弟子
第１０章　『開国予測図』としての三点
第１１章　九条家の役割と北斎の主眼
北斎年表
北斎八十歳代・新年表