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内容説明
アラトリステは、友人であり詩人のケベードを通して修道院を襲うという、捕まったら死刑は免れられない危険な依頼を引き受ける。任務遂行には若干十三才のイニゴも加わり、襲撃準備は万端に見えたが、当日彼らを待ち受けていたのは異端審問所の魔の手であった。折悪く異端審問に捕まって死刑判決を受けたイニゴ。彼を救おうと奔走するアラトリステとケベード。様々な人々の思惑が渦巻く中、彼らはイニゴを救う事が出来るのか?栄光と矛盾に富んだ当時のスペイン実在の人物と史実の中を、多くの友情、信頼、信念と勇気を携えてアラトリステが生きる。
著者等紹介
ペレス=レベルテ,アルトゥーロ[ペレスレベルテ,アルトゥーロ][P´erez‐Reverte,Arturo]
スペイン、カルタヘナ、1951年生まれ。21年間(1973~1994)戦争や国際紛争を扱う、新聞、ラジオ、テレビの取材記者を務めた後、文筆業に専念。文筆業に専念したレベルテの作品群は、現代文学の最も重要なものとなっている。ヨーロッパ文学のためのジャン・モネ賞(1997)、デンマークのEl pelle Rosenkratz賞(1994)、La piel del tambor(邦題:サンタ・クルスの真珠)でアカデミー・ゴンクールのEl Mediterran仔賞など、重要な文学賞を受賞。2003年よりスペイン王立アカデミー会員。カルタヘナ大学名誉博士、フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章、La Academiade Marina Francesaのメダルを受ける。スペインではバルカン半島戦争報道でジャーナリズム・アストゥリアス賞、スペイン国営ラジオの番組La ley de la calleでオンダス賞、新聞掲載記事でゴンサレス‐ルアノ、ホアキン・ロメロ・ムルベ各ジャーナリズム賞、映画El maestro de esgrimaの脚本でゴヤ賞最優秀脚本部門受賞。2005年6月、スペイン海軍が民間人に授与し得る最高の勲章である海軍功績の大十字架(la Gran Cruz)が与えられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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