内容説明
愛媛新聞社社会部記者・論説委員などを務めた池田洋三氏が、確かな取材力と深い洞察力をもとに、松山への思いを綴る。軽やかな筆致にのせて、松山の歴史がいかに長く重厚なものであったか、その文化がいかにして全国に発信されたか、また、戦後の復興を成し遂げた松山市民の英知とたくましさを描き上げる。昭和50年刊行の『わすれかけの街松山戦前』に戦後編を追加。
目次
わすれかけの街、松山戦前(大街道;東雲町;西一万;六角堂周辺;一番町;花街)
わすれかけの街、松山戦後(焦土点描;廃墟の中から)
著者等紹介
池田洋三[イケダヨウゾウ]
昭和9年(1934)、松山市に生まれる。松山東高等高校、早稲田大学第一文学部卒。同33年に愛媛新聞社入社。文化部、社会部、政経部など編集局各部、論説委員を経て大阪支社長、制作局長。現在、愛媛新聞カルチャースクール「文章教室」講師
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