ヤクザが消滅しない理由。

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  • サイズ B6判/ページ数 579p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900138766
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0036

内容説明

米国「ノンフィクション書籍調査報道者&編集者賞」の前作から17年。江戸時代から現代までのヤクザをタテ糸とし、アメリカと日本の政・官・業のヨコ糸が織りなす一大絵巻。

目次

第1部 ヤクザはいつ、なぜ、どのようにして生まれたのか(高貴なるヤクザイメージはどこから来たのか)
第2部 児玉誉士夫が暗躍した時代に何が起こったのか(ヤクザを元気づけたアメリカの占領時代;手を結ぶ右翼とヤクザ ほか)
第3部 ますます複雑化した「犯罪組織」は日本社会とどうからんでいったのか(発展し続ける犯罪組織;日本的構造腐敗の実態を解明する ほか)
第4部 海外で何を起こしてきたのか…そして、いまは(拡大する「性貿易」、「麻薬取引」;世界の古い市場、新しい市場 ほか)

著者等紹介

カプラン,デイビッド・E.[カプラン,デイビッドE.][Kaplan,David E.]
アメリカ人ジャーナリスト。アメリカ3大週刊誌の一つ『USニュース&ワールド・レポート』の記者。組織犯罪、テロ問題の第一人者

デュブロ,アレック[デュブロ,アレック][Dubro,Alec]
アメリカ人フリージャーナリスト。元全米作家組合会長。組織犯罪問題の権威者。日米戦後史の米機密文書アナリストとして日本の月刊誌、週刊誌にも日米戦後史の記事を多数寄稿している

松井道男[マツイミチオ]
国際ジャーナリスト、米機密文書アナリストとして月刊誌、週刊誌に国際情報の記事を書いている

坂井純子[サカイスミコ]
翻訳家
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

emi

1
思っていた以上に面白く、第二次ベビーブーマー世代の私としては、子供の頃のうろ覚えの記憶が繋がる部分が面白く一気に読む事が出来た。しかし、2003年の本であるのに、アマゾンのレビューが一つもないと事は不思議。政治や日本の中でタブーとされる幾つかの事(敢えて列挙しない)はあるかと思うが、これもその一つ。同年代、少し上の世代でも、日本の一面を捉えてあまりに健全的すぎる考え方の方がいる事に時に衝撃を覚える事がある。そんな方にも少しオススメしたい。理想や正論だけでは世の中は動いていない現実は知った方が良いかも。2011/08/27

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