内容説明
市民構想による都市論よ起これ!華やかな消費経済・文明の賑わいに浮かれてか、われわれは余りにも《都市》とは何かについて無関心すぎた。その結果、自らの住まいを郊外遠く放逐し、文化や教育・福祉をパロディ化していく。
目次
1 メガロポリスの屈折鏡(歪んだ散歩道;都市の風景;白い廃墟;不揃いな箱たち;まじっく・ぼっくす;マイスペースの都市)
2 中央集権都市の空洞化(現代東京戯画;東京はふるさとになるか;花の都の正午;ガラスの町;ユートピアの黄昏;新しい神々との対話)
3 建築プランナーの現場から(摩天楼と田園都市から;孤立する生活空間;都市はさまよう;ダンチサイズの周辺;虚像化する団地;建築の衰弱)
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