朝の読書―その理念と実践

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784900028012
  • NDC分類 019.2
  • Cコード C3037

内容説明

一人から始まった実現可能な学校改革、それが「朝の読書」!その原点は、読む・知る・学ぶ喜びを、実感すること。朝の10分が、子どもに、教師に、自分の能力への自信と、希望をもたらす。

目次

まえがき―学校が直面している課題
プロローグ 「朝の読書」は蟷螂の斧ではない
第1章 子どもが変わる、教師が変わる、学校が変わる
第2章 教師の自己変革として
第3章 百の議論より一つの実行を
第4章 みんなで本を読み始める
第5章 「毎日やる」のはなぜか
第6章 「好きな本でよい」わけ
エピローグ 「ただ読むだけ」からの発展
付録

著者等紹介

林公[ハヤシヒロシ]
全国朝の読書連絡会名誉会長。1943年埼玉県生まれ。東京大学文学部哲学科卒。出版社勤務後、市川学園講師を経て船橋学園女子高等学校(現・東葉高等学校)教諭。1988年授業前10分間の「朝の読書」を提唱。1993年この実践記録『朝の読書が奇跡を生んだ』(高文研)を出版。1996年「朝の読書」運動の提唱者として、第44回菊池寛賞を受賞。2003年より千葉県立八街高等学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あいくん

7
☆☆☆☆林公さんの2007年の著書です。 このころ日本全国の小中高校の総数は四万校です。「朝の読書」の実施校は二万校を越えていますが、林さんはすべての学校に広めるために残りの人生のすべてをそそぎ込みたいと考えています。このころ林公さんは64歳です。熱意が素晴らしいです。「朝の読書」が普及したこのころでも、「読書よりも計算や漢字ドリルのほうが大切である」「読書よりも受験勉強の方が大切である」という考え方が現場の教師の半数以上に根強く存在していると林さんはみています。2018/11/07

又三郎

2
林氏の自信と願いが伝わってくるような思い入れたっぷりの文章。朝読についての理解が浅かったことを反省。現実的な考えを持って、朝読を提唱していったことも伝わってきた。現代の学校教育の中で、実践可能性と読解力を身につけることを両立させるギリギリのラインを押さえた活動の一つなんだろうと思う。  ただ、本にそこまでの力があるのか?ということにはやっぱり疑念が残る。  朝読に賛成反対は置いといて、教員で朝読に興味ある人は一読をした方が良いんじゃなかろうか。2013/05/16

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