内容説明
「17歳のカルテ」で見たような精神病棟。「私は狂ってなんてない!手違いでここに入れられたの!」ときどき万引きした。父親にウソついてプチ家出をしたこともある。でも、それだけ。アビーはどこにでもいる、普通の15歳の少女―だと思っていた。
目次
自由と奔放は紙一重
タイムアウト
気味が悪い
手錠
凶器
ご機嫌取り
子ネコ
大人の真似
2番目の母
ケンカ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だけど松本
1
精神病棟というか、施設って感じがした。 未知の世界なので読んで行ったけど、この病棟のやり方って、いいの?って疑問、アビーのしたことって、施設ならまだしも精神病棟に入れられるほどのことかな?って疑問、こんなやり方でなぜアビー更生しちゃうわけ?っていう納得のいかなさばかり。 でも実話らしいので、はー、そーですかー、としか言いようがなく、本としても、あー、本人(素人)が書いたものだから特にストーリーの面白さがないのかなと思う。 実力のあるプロが実話を元にして書いたら面白かったかも?2015/01/14
Nicola
1
アビーの精神状態やら他人への印象がどんどん変化していく過程が面白かった。前半と後半で、同じものを見ているのに見えているものが違うし、フラットに変化していく様がリアル。2014/10/28
757575
0
不良行為を繰り返したために、とある「サマーキャンプ」に入れられたらアビー。 そこは実は「レベル3の矯正施設」で、アビーは、いろいろな問題を抱えた症状別たちとともに、より良い自分を目指して生活することとなる…ってな感じの話。 登場人物一人一人の未来に幸あれ。 行動療法のきっついヤツなのかな?人権的にどうよ?っていうような指導もあった気がする。 絶対に入りたくない。 レベル3以上の施設だとどうなるんだろう? アメリカ怖い。2018/03/14