内容説明
半世紀を超える歳月、重症児者施設で培われた療育実践を通して、重症児(者)のケアは磨かれてきた。時代と共に進化する科学を取り込む実践は、社会参加の可能性を広げ、新たな重症児(者)の世界を生んできている。よりよい“重症児(者)のケア”は、子どもたちの健康と生活の質的向上に役立つことを教えてくれている。
目次
1 重症心身障害児(者)の理解(重症心身障害児(者)の尊厳を守るケアのために)
2 重症心身障害児(者)のリハビリテーション(身体の動かし方の基本;筋緊張のタイプ別介助 ほか)
3 日常と健康の管理(バイタルサインと身体計測;日常生活での異常の発見 ほか)
4 重症心身障害児(者)のケアの実際(呼吸ケア;口腔ケア ほか)
5 生活を広げるケア(外出に向けた車椅子の工夫;コミュニケーション支援 ほか)