出版社内容情報
70歳でイタリアにアトリエを構える。
77歳でアマゾン、80歳でペルー、
81歳で5千メートルのヒマラヤ山麓へ取材に・・
磨き上げた感性で前進し続ける芸術家そして人生の達人。
その凛とした生き方、考え方に
作品・アルバムにふれながらひたる堀文子の世界。
・・・・極上の時間が詰まった一冊です。
◇「知る」欲求が絶えないから人生に飽くことがありません。
◇行きたいと思えば、すぐ行く。
これがわたくしの悪い癖と申しますか、よい癖なのです。
◇自分が一番だと傲慢にさえならなければ、常に得るものはあるのです。
1章 現在(いま)の自分に夢中になる
2章 群れず、慣れず、頼らず
3章 ひとりがいい
4章 人間も自然の一部
5章 まだまだ知らない自分に出会いたい
内容説明
磨き上げた感性で前進し続ける芸術家そして人生の達人。その凛とした生き方、考え方に、作品・アルバムにふれながらひたる堀文子の世界。…極上の時間が詰まった一冊です。
目次
1章 現在の自分に夢中になる(自分の中にある力;「過去の自分」より「現在の自分」を信じる ほか)
2章 群れず、慣れず、頼らず(自分のために生きる覚悟;七十歳から未知の国で生活を始める ほか)
3章 ひとりがいい(人間関係を整理する;自分のためのひとりの暮らし ほか)
4章 人間も自然の一部(自然界は、すべてよし;ネパールの人々の威厳に満ちた暮らし ほか)
5章 まだまだ知らない自分に出会いたい(老人は忙しい;脳にもっと刺激を! ほか)
著者等紹介
堀文子[ホリフミコ]
日本画家。1918年(大正7年)、東京麹町に生まれる。女子美術専門学校(現在の女子美術大学)卒業。在学中の38年に第2回新美術人協会展初入選。52年、第2回上村松園賞受賞。29歳の時に外交官と結婚。42歳の時に夫と死別。翌年61年より3年間にわたり海外を放浪する。74年、多摩美術大学教授となる。87年、第36回神奈川県文化賞を受賞。70歳でイタリア・トスカーナにアトリエを構える。帰国後も未知なる世界を求め、77歳でアマゾン、メキシコのタコス・マヤ遺跡の取材旅行、80歳の時にペルー、81歳にして幻の高山植物ブルーポピーをたずねてヒマラヤ5千メートルの高地を取材する。2001年、83歳の時に大病に倒れるが奇跡的回復を遂げる。数々の個展を海外、国内の美術館、ギャラリーにて開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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退院した雨巫女。