「ありがとう」という品性―なぜ「ありえない」が感謝の言葉になるのか

尾崎 克之【著】

啓文社書房（2024/06発売）

• サイズ 46判／ページ数 240p／高さ 19cm
• 商品コード 9784899920908
• NDC分類 810
• Cコード C0030

内容説明

世界一奥ゆかしい日本人の考察。

目次

序章　「ありがとう」の相手は「人」ではなく「世の中」
第１章　「ありがとう」はいつどこで生まれた？
第２章　「ありがたいＶＳ．かたじけない」のシェア競争
第３章　決して謝らない平安貴族と「ありがとう」の関係―『源氏物語』から
第４章　創造しない日本の神と「ありがとう」の関係―本居宣長から
おわりに　密やかに世界に誇るべき「ありがとう」の世界観

著者等紹介

尾崎克之［オザキカツユキ］
文化史研究家、作家。日本の歴史を公正に再見するための歴史研究会「歴史観測」主宰。株式会社インターソース代表。昭和３４年（１９５９年）、埼玉県東松山市生まれ。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。広告制作会社でコピーライターとして勤務後、フリーランスのライターとして就業。インターソース発足後、ウェブサイト設計、ショート・ムービー制作。文藝思潮（アジア文化社）主宰第八回銀華文学賞・歴史小説賞奨励賞（『小倉百人一首実朝歌余談』）受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Go Extreme]

日本人古来の世の中観 ありえない素晴らしいこと 単にありえない状況を言う 小津映画・東京物語ーありがとうでできている 野田高梧の手柄 京都弁だったありがとう 江戸の市街造成←京畿の労働者 宣教師・戦国時代日本語研究 源氏物語の「ありがとう」ーポジティブとネガティブ ありがとうとシンクロする仏教神道 平安時代・本地垂迹説 宮中女房の読み上げ台本・世の中とは何かを教える源氏物語 何でも入る魔法の箱ーもののあはれ≒存在のあれこれ・世の中 古事記・文学的 日本書紀・学者風 道理は人・もの・ことの関係から生成される

2024/07/30