内容説明
元自衛官「衷情」の訴えに、今こそ耳を欹てよ!国民が自らの生存のために組織する武力集団としての国軍、その名分が正しく措定されぬ限り、この国に健全な安全保障体制は決して築かれないと理解してもらいたいのである。
目次
第1章 日本を愛するその前に(現代日本に思うこと―偽善の王国はいつか滅びる;日本における“分断”;世論の分断が招くもの ほか)
第2章 “敗北の民族”(人は“顔”に出る;日本における軍人の扱い;低い地位に置かれた軍人のとる姿 ほか)
第3章 軍事を解さず、位置付けられないこと(日本に軍隊は存在し得るか;もののふの有り様;大衆の戦争としての二次大戦 ほか)
著者等紹介
小幡敏[オバタハヤ]
平成3年生まれ。福岡県築上郡出身。麻布高校、東京大学文学部思想文化学科倫理学専修課程卒業後、陸上自衛隊入隊。幹部候補生学校(福岡県久留米)、第15旅団第15高射特科連隊第4高射中隊(沖縄県糸満)、在日米陸軍司令部隊付(神奈川県座間)等を経て、令和2年除隊(二等陸尉)。表現者賞(令和元年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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belalugosi6997
6
難しかった…、西部邁氏の著書を読んでいるようだ。理解度は1割か?愛国としての反日。愛国がゆえに国家の運営、政府や公務員の振る舞いがとても不甲斐なく見える。故に批判が反日になってしまう。政府や役人や政治家が劣化したと嘆く言論人を見聞きする。政治家や役人は国民の望む以上のことはしないのである。なぜならば、実行すれば、それは「暴走」になるのである。故に政治家や政府や役人の劣化は国民の劣化である。最後に希望を込めて「世界最強の軍隊とは米国の将軍ドイツの将校、日本の兵隊」だそうだ。昔から今も変わらない、実に誇らしい2022/07/15
大熊真春(OKUMA Masaharu)
2
ちゅまんにゃかったー。2023/01/31