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内容説明
喜び、愛、哀しみ、怒り、呪い、いがみ合い。万葉集に綴られた、古(いにしえ)の人々の息づかいと元号に秘められた人間味あふれた情を紐解く。
目次
序章 元号か、西暦か(万葉集の元号)
第1章 聖徳太子と暦(日本初の元号は「大化」;怨霊で始まった平安時代;重宝する干支)
第2章 呪われた元号(呪いを伴う憤死;愛と恨み;改元は幕府の手に;天皇が二人、元号が二つ)
第3章 瀬戸内から都へ(横暴な江戸幕府;史上初、御籤で決まった「明治」;明治天皇のこころは直島へ;皇紀と新暦の導入)
第4章 新元号は令和(天皇と、三種の神器が揃う年;戦後も残った奇跡の「昭和」;英語になった元号)
著者等紹介
佐々木良[ササキリョウ]
作家、学芸員。日本国史学会。昭和59年生。京都精華大学芸術学部卒業。大学卒業後は、地中美術館に従事し、豊島美術館においては設立時メンバーとして携わる。京都現代美術館の学芸員を経て、現在、フリーランスとして国内外の展覧会を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薦渕雅春
34
昨年GWのイベントで購入したのを読了。何と言っても凄いのは、4月1日に新元号・令和が発表されて、その1ヶ月後5月1日に出版されている。「令」の字には、美しいとか立派という意味があり、そこに規律、秩序、礼儀、敬意が含まれている、と。海外にも「令和」の意味は「beautiful harmony(美しい調和)」ということを伝えている。本著の内容で興味深いのは崇徳天皇が讃岐の国、直島、白峯に流されてその祟りが本当に信じられていたらしき事。明治の世になる際に崇徳天皇の神霊還都が行われ、白峯での慰霊から始まった、と。2020/01/01
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