内容説明
ベース・アップの歴史的起源は?2・1スト挫折と労働組合の再建。
目次
軍事占領と解放軍規定
労働組合の再建と賃金闘争
食糧危機の爆発と占領政策の反動化
3・1物価体系にいどむ十月闘争
2・1スト前後
賃金闘争の放棄と給与審議会の役割
賃金闘争の高揚と片山内閣の瓦解
植民地化の新段階と三月闘争
ポツダム政令と賃金三原則前後の賃金闘争
ドッジ・プランと産業防衛闘争〔ほか〕
著者等紹介
斎藤一郎[サイトウイチロウ]
1911年北海道長万部に生まれる。1931年秋田で農民運動に参加。1932年全農全国会議秋田地方委員会を組織し共産党に入党。11月治安維持法違反で検挙され懲役5年の判決。1939年非転向で出獄。1945年再入党、党本部から派遣され秋田県党再建に協力。1946年産別会議の事務局に入り、党フラクションの責任者として労働運動に献身。1949年党中央と決定的に対立、産別会議を離れる。以後、活動家グループの指導と執筆活動に専念。1968年8月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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