内容説明
資本主義化の夢やぶれ亡国と化したロシア。ソ連の衛星国からアメリカの衛星国に転落したポーランドと旧東欧諸国。米・欧に反逆したがゆえに生贄にされたユーゴスラビア。武器輸出合戦と神々の争い。…思想的カオスの世紀末から、「対テロ戦争」荒れ狂う暗黒の21世紀への転換。それはなぜ、いかにして生みだされたのか。怒りと笑いと涙をさそう斬新・軽妙・迫真の評論集。
目次
A 奈落への旅路(亡国のジレンマ;どこへゆくかロシア人 ほか)
B 暗黒の二十一世紀への過渡(火を噴くや対テロ戦争;戦雲たなびく世紀末世界―激化する兵器輸出競争 ほか)
C 現代の宗教=民族戦争(無残やな、空爆後のユーゴ;悲劇のユーゴスラビア―現在と過去 ほか)
D 現代トロツキズム論(どこへゆくや世界トロツキスト;トロツキーのファシズム論)
著者等紹介
酒田誠一[サカタセイイチ]
1949年生まれる
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- 和書
- 随聞・日本浪曼派