内容説明
宮沢賢治をはじめ多くの日本人を魅了したウクライナ。歴史の狭間に忘却された日本との知られざる交流を日・宇の膨大な史料から解き明かす。
目次
第1部 出会い(日本人とウクライナ文化との出会い―1916年のカルメリューク・カメンスキー劇団の来日;日本人の目から見たホロドモール;ウクライナにおける最初の日本語教科書と日本語教室)
第2部 交流(満洲における“ウクライナ運動”;『満洲通信』に見るハルビンのウクライナ人 1932‐1937年;ハルビンのウクライナ人社会と商業活動―『満洲通信』の広告を通じて)
著者等紹介
岡部芳彦[オカベヨシヒコ]
1973年兵庫県生まれ。神戸学院大学経済学部教授、博士(経済学:神戸学院大学)。ウクライナ大統領付属国家行政アカデミー名誉教授。ウクライナ研究会(国際ウクライナ学会日本支部)会長。主な受賞歴:ウクライナ最高会議章(2019年)、ウクライナ国立農業科学アカデミー名誉章(2017年)、名誉博士(ウクライナ国立農業科学アカデミー・アグロエコロジー環境マネジメント研究所第68号、2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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