内容説明
神出鬼没、幻の蛇にほんろうされながら、懲りない人びと。その夢とロマンの世界を写し出す。2025年の巳年に、20年ぶりブームの予感!?
目次
序章 ツチノコって何モノ
第1章 「おる」との確証?
第2章 伝承とブーム
第3章 捜索は今も続く
第4章 ツチノコがいなくなる日
第5章 終わりなき旅に幕
終章 その連なりの先へ
著者等紹介
今井友樹[イマイトモキ]
記録映画監督。1979年岐阜県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。2004年に民族文化映像研究所に入所し、所長・姫田忠義に師事。2010年に同研究所を退所。2014年に劇場公開初作品・長編記録映画『鳥の道を越えて』を発表。2015年に株式会社「工房ギャレット」を設立、同代表。一般社団法人民族文化映像研究所理事、日本映画大学指導講師をつとめる
山村基毅[ヤマムラモトキ]
ルポライター。人物インタビューを基軸としたルポルタージュを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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つちのこ
41
私のHNつちのこは、30年来使っているお気に入り。幻のUMAツチノコにあやかって、神出鬼没でつかみどころのない生き方に憧れて付けた。著者の出身地でもありツチノコの村、そして発信基地として有名な岐阜県東白川村は自宅からもそれほど遠くないので何度も訪ねているし、村おこしの観光施設『つちのこ館』も見学している。自らが手掛けた映画撮影の日記が本書の内容となっているが、主役のツチノコよりも、著者の生い立ちや苦労話が前面に出過ぎているのが鼻についた。ロマンと夢を背負ったツチノコ、その正体を暴くなかれ、幻のままがいい。2024/10/03
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