内容説明
「俺も無精子症だよ」と言ってくれる人が誰か一人いたら、どんなに救われたかしれない。諏訪マタニティークリニックで、父親や兄弟から精子の提供を受け治療を行った無精子症患者は260人以上にのぼる。本書には26組のご家族による28篇の手記を収録した。
目次
第1章 ある家族のはなし(子どものいる家庭を築きたい;精子がない;妻に申し訳ない ほか)
第2章 特殊生殖医療に賭ける(諏訪マタニティークリニックにたどり着くまで;面談の意味;提供者としての父や兄弟;子どもの誕生)
第3章 家族とは、夫婦とは(養子を迎える(特別養子縁組)
夫婦で生きる)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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ある家族のはなし: 妻に申し訳ない 対等な夫婦関係 実父から精子提供 覚悟と信頼関係 特別が普通 特殊生殖医療に賭ける: 諏訪マタニティークリニック 原因不明無精子症 骨髄損傷 急性骨髄性白血病 染色体微笑欠失 クラインフェルター症候群 提供者としての父や兄弟 子どもの誕生 家族とは、夫婦とは: 養子を迎えるー特別養子縁組 夫婦で生きる 真に寄り添えるのは当事者同士ー患者会「襷」活動軌跡 提供配偶子を用いた生殖医療をめぐる70年の歴史: 出自を知る権利への注目 まず親子関係の法制化 斉唱障碍者という捉え方2024/09/29
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