内容説明
2008年4月、実母を“代理母”とした代理出産を望む1組の母娘が急きょ記者会見に臨んだ。日本学術会議が法務省と厚生労働省に提出した「代理出産原則禁止」という委員会報告書に対し、「国内での道を断たないでください」と訴えるためだった。そして母娘は代理出産への挑戦に踏み出す。―2009年10月末現在、日本国内で実母を代理母とする代理出産に挑んだ家族は10組、すでに7人の子どもが誕生している。なぜ、彼らは国内での「代理出産」を選んだのか、海外との違いはあるのか、産まれた子と依頼夫婦の関係はどうなるのか。代理出産の実像に迫る。
目次
プロローグ 代理出産をもとめて
第1話 母から娘へ伝えられた想い
第2話 だれにでも起こりうることなのだから
第3話 依頼夫婦と子どもをめぐる動き
第4話 代理出産も不妊治療のひとつ
エピローグ わたしたち家族と代理出産
代理出産―私の挑戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
9
自分の母親の体を借りて自分の子どもを授かる。様々な不妊治療があるなかで、とても重い挑戦だと思います。紹介された事例を見ると、画期的な医学の進歩を感じるのですが、子どもがどの様に成長していくのか、障害者のことも考えると複雑です。 法律上の厚い壁、手続きの道のりも改めて認識しました。 少子化の一方で、苦しんでいる女性、夫婦がいることを忘れずにいようと思います。2019/06/10
あお☆
3
図書館本。どこまで出産に医学をとりいれるのか・・・?この本を読むとこの本のやり方は「あり」な気がしてしまうけれど、でもやっぱり難しい。それにしてもこれをやるためには、さまざまな条件に加え、実母が若くないとできないんだから、高齢出産の母にははなから無理。2010/03/21
きぬりん
1
依頼者女性の母親を代理母とする代理出産の実施を日本で唯一人公表している産婦人科医と、ルポライターによる共著。代理出産に挑んだ4組の母娘の事例の物語を縦糸として話が進む。代理出産を決意した依頼者女性とその母親が具体的にどのような処置を受け、どのような困難に直面するのかというその経過を追体験できるほか、代理出産をめぐる各国の規制状況や日本での議論の概観、さらには出産後の養子縁組の手続など様々な情報が盛り込まれているので、代理出産肯定派のバイアスにさえ注意すれば、代理出産の問題を考えるための入門書としても好適。2025/11/21
えんもん
1
おばちゃんから子どもが生まれるなんてずっと気持ち悪いって思ってた。これがニュースになった当時よりも年をとり、当時と決定的に違うことは「娘の母」になったこと。もし娘がロキタンスキー症候群だったら私は迷いなく代理出産してやれる!と思えてしまった。旦那さんに反対された代理母が「私だって人生一度ぐらい、命がけでやることがあったっていいじゃない?」ちょっぴり泣けた。私も娘のためだったら危険でも気持ち悪くても受け入れられる。でもいくら受精卵だからと言っても、娘の夫の精子が入った卵が自分の腹に入るって複雑かも。 2013/02/07
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