内容説明
日本の各地に残る茅葺き屋根の詳細なる実態調査をもとに、茅葺き屋根の材料、形態、構法、生産、メンテナンスシステムを総合的、体系的に解明するとともに、わが国の民家を作り上げた技術のあり方や、それを支えた社会的仕組みを明らかにした研究書。
目次
第1章 茅と茅葺屋根
第2章 屋根を葺く材料
第3章 屋根を葺く人々
第4章 屋根の葺き方
第5章 屋根の葺き替え
第6章 茅葺きの村々
著者等紹介
安藤邦広[アンドウクニヒロ]
1948年宮城県鳴子町に生まれる。1973年九州芸術工科大学環境設計学科卒業。東京大学建築学科助手を経て筑波大学芸術学系講師。専門分野は建築構法、建築生産、特に日本及びアジアの伝統的住宅の生産技術の研究
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