感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
34
期待はるか本で手に取って最高ラッキー。名曲「ハイサイおじさん」は喜納庄吉(御年76歳)氏が中学生の時の作にびっくり。しかも、沖縄戦で精神障害になってしまったおじいさんが主人公。コミカルな曲調から想像もできないシリアスな内容。歌詞はウチナーグチ(沖縄弁)なのだが、よくよく歌詞に気をくばる必要がある。90年以降は正直関心が薄くて飛ばし読みかの思いもあったが、登場ミュージッシャンの楽曲をスポテファイで聞きながらフォローすると、思わぬ良さに感激。「沖縄音楽を利用しない、尊敬し続ける」等、印象的なコメントも多数。2025/03/15
flowerofzabon
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FM沖縄の3回にわたる特番を元にまとめられた本。中心は90年代以降のインディーズに重きを置いた構成ながら、前史として喜納昌吉、ジョージ紫、ジョニー宜野湾、照屋林賢、BEGINのインタビューも収録。音楽の現場ということでソフトの小売りや卸などに携わる人にも光を当てている。2024/12/13