感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
40
【沖縄10】2021年刊。沖縄考古学の最前線にして、集大成と言って良いだろう。発掘により次々に歴史が書き替えられている先史において、まさに現在の到達点が提示されるとともに、それだけでなく沖縄の先史の世界史的意義が説かれる。意義の方から述べると、沖縄は世界史上稀に見る奇跡の島だということだ。何が奇跡かというと、あの小さな島において、狩猟採集民が数千年にわたって(約7,000年前～1,000年前まで)定着して生き続けたのは類例がないということだ。自然環境が豊かであり、かつ自然と調和してしてきたからこそ持続↓2021/10/25
Hosaka Tosio
1
一気に走り読み。 個人的には『穀物栽培の始まりを農耕の始まりとする』ことには若干の違和感を抱いていることは保留したうえでも大興奮する内容でした。2021/09/25
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- 和書
- 食の地平線 文春文庫
