琉日戦争一六〇九―島津氏の琉球侵攻

琉日戦争一六〇九―島津氏の琉球侵攻

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784899821700
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0021

内容説明

独立王国・琉球を狙う「九州の覇者」薩摩島津氏。そしてアジア征服の野望を抱く豊臣秀吉、対明講和をもくろむ徳川家康。ヤマトの強大な力が琉球に迫る。これに立ち向かう琉球王国・尚寧王と反骨の士・謝名親方。海域アジア空前の「交易ブーム」の中、うごめく海商・禅僧・華人たちが情報戦(インテリジェンス)に絡み合う。若き琉球歴史研究家、満を持しての書き下ろし。

目次

第1章 独立国家、琉球王国―プロローグ・琉球の章
第2章 九州の覇者・島津氏と琉球―プロローグ・島津の章
第3章 豊臣秀吉のアジア征服戦争
第4章 徳川政権の成立と対明交渉
第5章 島津軍、琉球へ侵攻
第6章 国敗れて
第7章 「黄金の箍」を次代へ―エピローグ

著者等紹介

上里隆史[ウエザトタカシ]
1976年生まれ。琉球大学法文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学琉球・沖縄研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hiroki Nishizumi

3
参考にはなったが、教科書的な記述で少々読みにくかった。研究書なので仕方ないが…2013/10/24

ひろ

1
★★★☆☆。琉球王国に対するイメージが変わった。独立王国とはいえでも琉球側も島津側も、自己の野望というよりは豊臣政権や明王朝というより強大な勢力の元 強かに生き残りを画策しており、膨張する豊臣政権の勢いの中で衝突したのが1609年だったのだと理解した。2021/02/14

ふら〜

0
タイトルだけ見るとなんか小説なのか?とも勘違いしていたが、そんなことはなく薩摩侵攻前後の情勢を詳らかにしている。私自身どこから入手していた知識か分からない「琉球側は無抵抗だった」というのは誤解だったんだな 。2016/08/13

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