内容説明
独特の祭祀、生活文化をもつ「池間民族」に伝わる民族語彙と神観念を、池間島生まれの詩人・伊良波盛男が情熱的な好奇心でつづる。
目次
第1章 池間民俗語彙の世界(抄)
第2章 池間島の神観念(抄)(ナナティン(七天)の神々
聖地タカビラをめぐって
池間古層の神々)
第3章 池間ウパルズ御岳由来記
付録 池間島の歴代ツカサ年表(戦後)
著者等紹介
伊良波盛男[イラハモリオ]
1942(昭和17)年沖縄・池間島に生まれる。詩人。愛知学院大学、日本大学で学ぶ。早稲田大学オープンカレッジ在籍。金井直主宰「花・現代詩」同人、草の心平創刊「歴程」同人を経て、谷川健一主宰・文化交流誌「青」同人。「うらそえ文芸」同人。日本現代詩人会会員。宮古島の神と森を考える会会員。高野山真言宗参与会会員。池間郷土学研究所主宰。千葉沖縄県人会会長。第2回山之口漠賞(1979)。第11回沖縄タイムス芸術選賞奨励賞(文学)受賞(1977)
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