内容説明
レコード・ショップを舞台に長年、独自の活動をしてきたことで知られるバイヤーや店主、マーチャンダイザーなどとの対談を通じて、本来レコード・ショップが考え、発信し、志したものは何だったのか?というテーマを、今改めてまとめた証言集。ユーザーに最も近い立場にあるレコード・ショップにスポットを当てた、もう一つの音楽史。
目次
第1章 個人経営による輸入盤店の志、そして功績と、音楽シーンやミュージシャンに与えた影響
第2章 サウンドトラック専門店としての独自性とその役割
第3章 老舗レコード店としての使命と展開、そして現在進行形のパッケージ販売
第4章 街のレコード店としての役割と、音楽ファンに愛され続けるその理由
第5章 一時代を築いたWAVEの役割とセゾングループの理念、そしてその興隆と消滅
第6章 輸入盤と中古盤を扱うメガ・ショップと、独自のセンスで運営する個人店それぞれの考え方
著者等紹介
土橋一夫[ドバシカズオ]
音楽ディレクター/アート・ディレクター/フォトグラファー/エディター/構成作家。1966年、さいたま市(旧大宮市)生まれ。1990年テイチクに入社、その後シャイグランス代表となり、すみやフリー・マガジン『Groovin’』編集長を務めながら2004年からはデザイン・ユニットSurfs Up Designを、2011年からは音楽レーベルFLY HIGH RECORDSを主宰
鷲尾剛[ワシオゴウ]
1954年、東京生まれ、横浜育ち。先年、大学時代の輸入盤店アルバイトから始まる36年のレコード店員生活にピリオドをうち、今はポップ音楽愛好家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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