プロレス激活字シリーズ<br> 痛みの価値―馬場全日本「王道プロレス問題マッチ」舞台裏

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プロレス激活字シリーズ
痛みの価値―馬場全日本「王道プロレス問題マッチ」舞台裏

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575309508
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0076

出版社内容情報



市瀬 英俊[イチノセ ヒデトシ]
著・文・その他

目次

第1章 立ち上がった第3の男―天龍源一郎part.1(「鶴田、輪島と闘いたい」;「ジャンボは風呂に浮いているヘチマだよ」;「0・何ミリかでも違っていれば、マンネリとは言えない」;「この1勝は東京ドームより重い1勝だな」)
第2章 背中は語る―輸島大士/アブドーラ・ザ・ブッチャー/スタン・ハンセン/ブルーザー・ブロディ(「今度はケンカでやりますよ」;「コロッケをフォークで突きまくってソースをかけた感じ」;「ブレーキの壊れたダンプカー」;「ひとつの使命としてやり遂げたことに誇りを感じている」)
第3章 屈折した美学―ジャンボ鶴田(「週プロさんで、補償金出してくれるんでしょ?」;「何度も60分を闘ってペース配分を知っている」;「何かあったらドームから引き揚げろ」)
第4章 反骨漢の決断―天龍源一郎part.2(「俺たちって何だったのかなあと思う時がある」;「納得できない部分もあるので、取材に来てほしい」;「(馬場を)裏切ったとは思ってないよ」
「最近、週刊プロレスを読んでも“この野郎!”という気持ちがないんだよな」)
第5章 遺志を継ぐリング―ジャイアント馬場/三沢光晴(「馬鹿野郎!そんなことできるか!」;「お前のことをアニキって呼ばせてくれよ」;「三沢くん、亡くなったって」;「俺は鶴田さんみたいな『それなり』の試合は絶対したくない」)

著者等紹介

市瀬英俊[イチノセヒデトシ]
1963年、東京都生まれ。千葉大学法経学部卒業。元週刊プロレス全日本プロレス担当記者。ジャイアント馬場からは「一休」と呼ばれ、愛された。週刊プロレス、週刊ベースボール編集部を経て、現在、フリーのスポーツライターとして活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むぎじる

41
馬場率いる王道の全日。常に全力で闘おうとする天龍と、技で見せようとする鶴田のプロレス観の違いや、ハンセン、ブロディといった個性あふれる外人レスラーの当時の様子を知ることができて楽しかった。全日を離脱してSWSに移った天龍のいきさつは興味深かった。週プロの一方的とも思える報道により、プロレスファンは天竜を裏切り者と思ってしまったのだろうな・・・。金をとったというよりも、自分の存在とやりたいことをやるための新天地を求めて離脱したと感じた。昭和のプロレスの伝説は破天荒でいい。2016/03/08

344

5
『元新日本プロレス』が楽しめたので全日モノもと思って読んだけど、自分がプロレスに倦んだ理由を再確認したみたいでむなしくなってしまった。2016/02/23

豊平川散歩

4
元週プロの全日番記者。 どの試合も懐かしく、裏話を交えて解説している。 中でも鶴田の章は面白かった。 当時、自分の周りでもジャーマン論争はあった。全日には鶴田しかいなかった。確かに持ち上げて上から落とすのは鶴田以外にいなかったと思う。それほどまでに、自信を持っていたとは… 晩年に、もう一度だけ完璧なジャーマンを見たかった。2018/12/27

ともひろ

4
鶴龍、ハンセン・ブロディの時代から四天王時代までを振り返る内容。懐かしすぎる。2015/11/08

うぉんばっとう

4
王道プロレスと評された全日本プロレス。彼らの価値観を凝縮した痛みの表現を讃えた市村記者らしい著書だと思えた。天龍源一郎選手の引退に花を添えた、そんな本だと思えた。2015/11/06

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