住まい学大系
いえ 団地 まち―公団住宅設計計画史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 506,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784899773948
  • NDC分類 527.8
  • Cコード C1352

内容説明

建築家の眼で。住宅団地遺産。住んだ体験と現地視察と関係資料に基づく、妥協なき精選五十五団地の報告と解説。百五十万戸の。住む風景。世界のどこにもない規模の住宅群が計画され実現され住まわれてきた、時間の表情。「団地」の名を。その始まりから。一語一句を検証した年表とキーワードを加え、戦後日本住まい史の未来宛てアーカイヴ。

目次

第1章 風景としての集合住宅団地
第2章 団地五十五(高島平団地 一九七二年;花見川団地 一九六八年;西上尾第一団地 一九六八年・西上尾第二団地 一九七〇年;武里団地 一九六六年;草加松原団地 一九六二年 ほか)

著者等紹介

木下庸子[キノシタヨウコ]
1956年、東京生まれ。建築家。77年、スタンフォード大学工学部卒業、80年、ハーバード大学デザイン学部大学院修了。帰国後、内井昭蔵建築設計事務所を経て、87年、設計組織ADHを渡邉眞理と設立。2005~2007年、UR都市機構都市デザインチームのリーダー。現在は工学院大学建築学部教授

植田実[ウエダマコト]
1935年、東京生まれ。編集者、建築評論家。早稲田大学第一文学部フランス文学専攻卒業。雑誌『建築』編集部、『都市住宅』編集長、『GA HOUSES』編集長を経て、現在は住まいの図書館出版局編集長。2003年度日本建築学会賞文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

take

1
切り口は、団地の配置計画が中心。建物単体のディテールに関心がいきがちな「団地マニア」とは違った視点が新鮮。団地づくりとは地域の環境づくりであることが、当時の関係者の証言も紹介しながらよく伝わってくる。2015/01/15

shinoyan

1
公団の面開発ノウハウに関する、素人も惹きつける資料集2014/05/25

ばのっち

0
住宅がびっしりと立て並ぶような地域でも、古い団地の敷地に入ると、ゆったりとした空間にホッとすることがある。建物は古くても、冬至でも、1階でも、日照が確保できるように、ただそれだけのための芝生がある。 一方で、建物の形はどこでも同じだし、向きも効率を考えて真南に向けて配置している、という印象だった。 しかしこの本を読んで、「建物」に関して規格が決まっていた分「配置」について様々な工夫がこらされてきたことがわかった。 掲載55団地には、団地ファンがスルーしていたような団地も選定されていて、面白い。2016/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8004973
  • ご注意事項