目次
大人のADHD概念の登場
歴史上有名なADHD者
大人のADHDの事例
大人のADHDの症状と自己診断
大人のADHDによくみられる合併症
ADHDはどのような原因によって起こるか
思春期に二次障害を示しやすい理由
こうすればADHDが予防できる
ADHDの周囲の人へのアドバイス
ADHD者へのアドバイス
大人のADHDの心理カウンセリングと薬物療法
知って良かった「大人のADHD」―精神科医のADHD体験記
著者等紹介
星野仁彦[ホシノヨシヒコ]
1947年、福島県会津若松市生まれ。心療内科医・医学博士。福島学院大学大学院教授。福島県立医科大学卒業。米国エール大学児童精神科留学、福島県立医科大学神経精神科助教授などを経て、現職。専門は、児童精神医学、スクールカウンセリング、精神薬理学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ken Aura
4
ADHD児・者は一見神経が図太くストレスに強いようにみえることがありますが、実は心の中はさまざまな不安や葛藤にあふれています。彼らは「筋金入りの心配性」なのです。2016/10/19
かおらべ
1
2015年6月初版。大人のADHDの診断基準や併存障害について詳しく書かれている本。2025/04/13
詩川あかり
1
多角的に「こんな症状があって 全てのADHDに同じことが言えるわけではない」としっかりかかれていたのは 良かったです2015/07/30
cochon_voyage
0
ADHDに特化して詳しく書かれているが、実際はASD併存と診断される人も多い。今さらの内容だった。2020/02/02
Hidekazu Asai
0
前書きに書いてあるが、日本社会の平均から外れる恐怖や横並び志向が、発達アンバランス症候群を生きにくくさせているのだ。 著者は、発達アンバランス症候群だ、という呼び方が良い、と書いてあるので、私はそれに従った。 本書で紹介されているADHDの診断基準表には、治療目的はADHDが見せる、才能のきらめきのような「特別な何か」を見つける、と書いてある。2018/03/25