内容説明
これぞ、地方再生の実践的教科書だ!自分たちの力で郷土を元気に地域活性化のヒント満載!!かつて喜多方には「旧態依然とした行政に任せていては町が衰退してしまう!」と強い危機感を抱き、町の活性化を目指して奔走した男たちがいた。彼らが起爆剤としたのは、喜多方のソウルフードともいえるラーメンだった。彼らが手づくりで始めたイベントはやがて“喜多方ラーメンブーム”を生み出し、喜多方は全国に知られることとなった。それから40年以上が経ち、日本の多くの自治体が人口減少による消滅の危機に直面している今、彼らの紡いだ町おこしの物語には地域活性化のヒントが満ちている。
目次
序章 始まった地方からの挑戦
第一章 参金会の誕生
第二章 参金会始動!
第三章 勝負の「ラーメン王国フェスティバル」
第四章 捨てきれぬ思いと、それぞれの道
第五章 参金会再始動
終章 世界に発信!世界ラーメンフェスタ構想
著者等紹介
荒井尚之[アライタカユキ]
1947年、福島県生まれ。福島県立喜多方高等学校卒業後、日本大学理工学部薬学科に進学。卒業後の1969年には海上自衛隊第20期一般幹部候補生学校に入学、その後、海上自衛隊舞鶴地区病院、自衛隊中央病院衛生資材部薬剤課、岩国航空基地隊衛生隊等に勤務。1974年に自衛隊を退官後、管理薬剤師として故郷の地域医療に従事すると同時に、1981年より参金会の事務局長を務めている。また、ロジスティクスの専門家として、ルワンダ難民医療支援(AMDA)、国際緊急援助隊(JICA)に参加した他、総理府国際平和協力本部(PKO)でアフガニスタン難民救済、医療支援による平和構築のための調査にも従事した
河野浩一[カワノコウイチ]
1955年、鹿児島県生まれ。明治大学法学部卒業後、編集プロダクション「プレスサービス」に勤務。その後、フリーランスの記者として女性セブン、週刊ポストなどで活動。1986年に編集プロダクション「ザ・ライトスタッフオフィス」を設立して以降、書籍の企画・制作を中心に現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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