内容説明
働き方改革関連法が施行されたことによって、労働基準監督署による行政指導もより厳しさを増す中で、企業は監督署とどのような接し方をすべきなのか?更には、政府が推し進めている「在宅勤務」「副業・兼業」「外国人労働」などの新たな働き方や多様性を求められる中、会社は果たしてそれらを採用するべきか否か。本書では、元監督官の本音と共に、3500社以上の労務コンサルを行ってきた社労士が、社員定着率の高い会社が実践している労務管理について徹底解説します。
目次
第1章 あなたが知らない労働基準監督署の実態(怖いイメージがある労働基準監督署ってそもそも何をするところ?;労働基準監督署とハローワークの権限等の違いは? ほか)
第2章 労働基準監督署に相談すべきこと、すべきでないこと(労働基準監督署の相談窓口では何ができる?;労働基準監督署は民事上の紛争解決までは行えない ほか)
第3章 知らずにやっている法令違反の労務管理(注意しておきたい労働時間の「端数の丸め処理」;残業申請制度の正しい導入方法 ほか)
第4章 最近流行りの労務管理を取り入れるべきか(テレワーク(在宅勤務)ってよく聞くけど中小企業もやるべきなのか?
在宅勤務制度導入にあたってまず検討すべきポイントは? ほか)
第5章 従業員満足度の高い会社から見えてきたもの(コンプライアンス意識が高い経営者に優秀な社員が集まる;会社は雇入れ時に労働条件通知書で渡すな! ほか)